考える力
夏休みもあっという間に終わって、秋が近づいてきましたね。
夏休みもきぼうは大賑わいでした。
今日は、夏休みの一コマを!
きぼうの夏休みプログラムで、万葉クリエイトパークでパークゴルフをした時のお話です。
きぼうのメンバーたちが、コースごとの規定打数を見ながらバーディを目指していました。
しかし、中々バーディになりません。
1ラウンドが終わり、休憩を挟み、同じコースを周り始めた時に「ここで、ボールがこっちに流れちゃうんだよね。」「あっちのコースでもそうだったよね。」とボールが流れてしまうことについて「何でだろう?」とメンバーたちが考え始めました。
そこで、リーダーが「ゴルフ選手ってこんな事しない?」と屈んで、コースを見るポーズをしてみました。メンバーたちは不思議そうに同じポーズを取りました。
しばらくすると「あ、ここが坂になっているから、ボールが流れちゃうんじゃない?」と気づきました。また、「ここが坂になっているなら、強めに打てば坂に負けないかも!」と考えることもでき、その後、待望のバーディを獲ることができていました。
リーダーが「ここが坂になっているからだよ。」と答えを言うのは簡単ですが、それでは、坂になっていると気づいた達成感やバーディを獲れたという楽しみ・達成感、坂だと気づきどうすればバーディになるかと考え、バーディを獲れた喜び。これらは、すぐに答えを教えてしまったら奪われてしまいます。
日々の活動でも、これらを奪わず関わっていけたらと改めて思った活動でした。
放課後等デイサービス YMCAきぼう 内海 大聡