12月のきぼう①

もう早いもので、今年ももう残りわずかとなりましたね。。。

12月は師走とも言い、これは師(お坊さんたち)が走り回るくらい一年でもっとも忙しい月という意味です。

きぼうも12月入ってすぐから大忙しでした!

 

YMCAの専門学校で 12/3(金) に行なわれるクリスマス会に向けて、みらい・きぼうも展示物を出しました。

以前、きぼうの活動で作ったステンドグラス風ツリーを巨大化してみらいと分担して作成することになりましたが、、、

巨大になった分、段ボールにアルミホイルを張り付けたり、カラーセロハンを張り付けたりとBIGステンドグラス風クリスマスツリー作成は大忙しでした。

 

作成ももう終盤というところでこんな事がありました。

「ここに雪だるまを作ろう!」と提案があり、とあるメンバーと雪だるまを作成していた時のことです。

きれいなまん丸雪だるまにしようと話し合っていると「あ、学校にコンパス忘れた!」「どうしよう、どうやって作る?」と、そのメンバーが話してきました。

 

私は、メンバー自身が考え、きぼうにあるもので代用策を考えてほしいという願いも込めて、「どうしようか考えてみよう!」と返すと、しばらく考えてから「わかった! ポップやみらいから借りればいいんだ! 正解でしょ!?」と答えました。

 

予想外の答えに思わず笑ってしまいましたが、確かに正解の1つでもあると思い、「その手もあったね!天才的だ!」と話し、「でも、これでもできるよ!」ときぼうにあった紐と鉛筆で代用してみせると「あぁ~! この手があったか!」とメンバーも驚きながら話していました。

 

 

子どもの頭は柔らかく、気づかされることがたくさんあると思います。

私自身、【きぼうの中で代用策】という考えしか見えていませんでしたが、メンバーに言われるまで【借りに行く】も1つの正解だとは思いつきもしませんでした。

これからは、私自身も頭を柔らかくして、メンバーの柔らかい考え方を尊重して接していきたいと考えさせられました。

 

 

 

 

                        放課後等デイサービスYMCAきぼう    内海 大聡