12月のきぼう②

こんな体験したことありませんか?

1カ月後と聞いて、その時は長く遠い先のように感じてしまうのに、いざ経ってみると「え、もう1カ月!?」とあっという間に感じる不思議な体験。

先日、そんな不思議な体験がきぼうでもありました。

 

 

秋休み活動の時にさかのぼり、七つ森陶芸体験館で陶芸体験をした時のことです。

作り終え、「焼き上がるのに1カ月以上掛かります。楽しみに待っててください!」と陶芸体験館の職員さんに言われ、メンバーたちは「1カ月だって。早く焼き上がらないかなぁ~」「楽しみだな~」とワクワク待ちきれない様子でした。

 

それから1カ月以上経ち、つい先日のことです。

七つ森陶芸体験館より焼き上がりましたと電話があり、メンバーたちに「陶芸、焼き上がったって!」と話すと、メンバーたちからは「完成したんだ!楽しみだね!」と喜びの声と同時に「もうあの時から1カ月も経ったんだね!」「あっという間だったね!」と声もあがっていまいした。

きぼうで完成品をお披露目会をすると、「すごい!こんな色になるんだね!」「1カ月でこうなるんだね!きれいな色!」とメンバーはもちろん、リーダーたちからも驚きの声があがっていまいした。

 

 

 

日々、きぼうのメンバーたちは様々な活動に挑戦していますが、その多くがその日その日で完結してしまうものがほとんどです。

今回の活動では完成まで1カ月以上期間が空いた分、【作品がきれいな色で焼き上がり、その変化を感じる1カ月】・【作る時は長く遠い先のように感じる1カ月】・【完成品を目の前にするとあっという間に感じる1カ月】といった色んな1カ月を体験することができたのではないかと思います。

今回の陶芸体験の活動では、陶芸品を作るだけではなく、他にも大切な体験ができた活動だったなと改めて感じました。

 

 

 

 

                              放課後等デイサービスYMCAきぼう  内海 大聡